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「ウェルピア白寿」訪問

 1月23日(木)3年生が総合的な学習の時間で取り組んでいる高齢者理解教育の一環として、介護老人保健施設「ウェルピア白寿」さんを訪問しました。

 「共生社会に生きる」をテーマに総合的な学習の時間を進めている3年生。日の出町が推進している「高齢者にやさしいまちづくり」への取り組みとして、平井小では「高齢者理解教育」を進めています。
 その一つとして「ウェルピア白寿」さんの協力の元、お年寄りの方々との交流を行っています。
 今回は2学期に訪問した際の経験を踏まえ、お年寄りの方々と直接触れ合う会を子供たちが中心となって計画しました。紙芝居の読み聞かせやソーラン節、昔遊びの披露、など班ごとに出し物を発表しました。さらに、歌やリコーダーの演奏も聞いていただきました。お年寄りの方々はどの発表にも「まあすてきね。」「お上手ね。」「かわいらしいね。」と手をたたきながら喜んでくださり、その温かい反応に、子供たちも笑顔で満足そうでした。 

 後半は子供たちがお年寄りの方々の間に入り、一緒に折り紙や塗り絵をしながら交流しました。子供たちが優しく教え、それを嬉しそうに聞きながら折り紙を折るお年寄りの方々の姿に、胸が熱くなりました。


 そんな中、お年寄りの一人が、元気に歌う子供たちを見ながら、「私たちにはこんな頃はなかったねぇ…」と話しているのが耳に入ってきました。その後に続いた言葉は「戦争だったからねぇ…」。この一言を聞いて、今の子供たちが当たり前のように笑い、歌い、自由にふれ合いながら過ごせるのは、平和だからこそなのだと、改めて気付かされました。
「ウェルピア白寿」皆さん、ありがとうございました。