不審者対応訓練

9月26日 2時間目に、不審者対応訓練を行いました。

2001年(平成13年)6月8日に起きた、大阪教育大学附属池田小学校事件のような痛ましい事件を未然に防ぐために、このような訓練を行っています。

本校では、8月30日に五日市警察署から警察官を招いて、児童がいない状況で不審者対応の指導・助言を受けました。それを参考に、今日の訓練は、児童がいる中での訓練でした。

学校110番の押下訓練
ボタンを押すと警視庁の指令センターに直結します。

教員のただならぬ雰囲気に、怖くなって泣いている低学年の児童もいました。
最後に私から次のような概要説明をしました。
「火事や地震の際には「火事です」や「地震です」という放送が流れますが、不審者が学校に侵入した場合には「不審者です。〇〇付近にいます。」という放送が流れます。この放送を聞いたときは、不審者が来たんだと思って、自分の身を守る行動をとってください。具体的には近くの教室に入り、その場にいる先生の指示に従うことが大切です。
 また、もし不審者が学校に侵入してきた場合、全力で先生たちが協力して不審者が皆さんに近づかないようにします。しかし、それをくぐりぬけ、不審者が凶器を持って無理に教室に入ろうとすることもあるかもしれません。その際には、今みなさんがやっているように、教室の鍵をかけ、外から見えないようにして教室に閉じこもりましょう。そして、全員が廊下から見えない場所に集まり、絶対に声を出さないようにします。この間に先生たちが警察を呼び、不審者が確保されるまで待ちます。」

侵入を未然に防ぐことが原則ですが、学校は保護者や地域に開かれた公共施設で、オープンなところです。ですが、警備員や専門の訓練を受けた職員がいるわけではありません。
今後も子供たちの安心・安全のために、今後も各所と連携しながら対策を行ってまいります。